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アカペラ a cappella (1)

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2006/10/10
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§ アカペラ初体験 2006/10/08
 今日は幸運に恵まれた。 新装オープンした 「そごう」 を見てみたいと思いながら果たせなくて、もう一年は過ぎただろうか。

 頃もよし、天気もよし、気分もよしでは家にいる理由がない。 念願のそごう見物に家内と出かけることになった。 もちろん、デジカメと双眼鏡は欠かせないが、おしゃれな 「そごう」 に旅姿は似合わないだろうと、自称、こじゃれたリュックに隠してある。

 かなりの重量であるから見物の邪魔にはなるが、そこはそごう、そこらのスーパーとは違って、手荷物は預かってくれるから問題はない。 2時間ほど預けて、それから鳥観 (とりみ) でもして帰る魂胆だった。

 それが、ここでアカペラを初体験することになり、丸一日をそごうで過ごすことになった。 特に、このアカペラの体験は紹介せずにはいられない。




§§ よく出来たシステム
 妙に重たいリュックであるから、きょう日のこと、爆発物と疑われれて中身のチェックとか何とか、ややこしいことは嫌いである。 その一抹の不安はあったが、さすがに日本のデパートは素晴らしい、微塵の疑いもなく預かってくれた。

 妙なところに気が行くものと思うかもしれないが、単身赴任で東京にいた頃、特に官庁では、カバンを開けて中身を見せるのが普通であった。 大阪人としては面白くない経験をしてきたということになる。 今は、どうなんだろう。


 記入用紙に氏名と電話番号を記入するだけでよい。 そしてそれは、往復はがきのようになっていて、半分に千切って、白紙の方を預り証としてくれる。

 ところが、ここには私は何も書いていない。 名前と電話番号を記入する欄があるが、いわば白紙同然である。  預かり証であるのにハンコも何もない。 これでは 『私は預かっていない』 と係員にしらを切られても反論のしようがない。

 私は、こういう反論や証明が出来ない状況は嫌いである。 私は閉所恐怖症であるが、それにも似た恐怖を感じるほどで、閉論証恐怖症とでも言うべきものである。 大事なデジカメを預けるのであるから、何かしら不安であった。

 貴重品が入っていないか最初に聞かれたが、心ならずも 『いや、カメラだから問題ない』 と言ってしまった後だから、心配事を打ち明ける訳にもいかないだろう。 まあ、半券であるから、番号で管理しているのかも知れないと思って平然として立ち去った。

 これもまた、肝の小さいことと思うだろうが、そのとおりである。 後で分かったが、これが良く出来たシステムであった。 白紙だから良いのである。 リュックを返してもらうときに、名前と電話番号を記入するように言われて気がついた。 番号照会だけなら、半券を落とせば、拾った人のものになる可能性があるということだ。

 それにしても、十数年もすれば人間も進歩するものである。 たしか、その頃の預り証は、東京の某大手のデパートでも番号札のようなものであったと記憶する。




§§ 御堂筋パレード
 そごうを見に来たのであるから、荷物を預けた後は一旦外に出なければなるまい。 というのも地下鉄で来て、そのままそごうに入った。 これでは大丸の中にいるのと、そう大して変わらないだろう。 まず外観を見るとこからスタートするのが大事であろう。

 外に出て見ると、久しぶりの心斎橋筋は大賑わいであった。 ところが心斎橋筋からではアーケードが邪魔をして、そごうの外観の多くは隠れて見えない。

 御堂筋へ回って驚いた。 日曜日とはいえ、警備の人が立つほどの人出である。 聞けばメガホンで、御堂筋パレードが中之島公会堂を出発したという。

 今日は、そういう日であったのである。 何も知らずに来たが、一度に、そごうと御堂筋パレードを観れるという幸運に出会ったことになる。 それに、それだけではなかった。

 ただ単に御堂筋に出ただけでは、そごうの全容は見えない。 わざわざ、横断して御堂筋西側に立って眺めると、さほどの特徴がないというのが印象である。

 これは、決して悪いということにはならない。 むしろ客商売であるから、奇をてらっていないところがいいかも知れない。 というより御堂筋としての景観が守られているのではなかろうか。




§§§ お客が少ない
 この御堂筋のお祭り行事の一環であろう 「御堂筋学生音楽祭」 というのが催されていることが分かったのは幸いであった。 そごうの入り口でチラシが配られていた。

 これが大丸に入っていては気がつかなかったかもしれない。 というのは、そごうは 「そごう劇場」 という立派な劇場を持っているから、その会場の一つとして、演奏会が行われていたのである。

 目ざとく 「入場無料」 と書いてあるのを見つけ、時間を確かめると開演30分前であった。 これなら今から駆けつけても十分席はあるはずと思ってエレベータの前で待つが、混雑していて、それがなかなか下りてこないから、実にもどかしい。 エスカレータで上がっても良いが、14階ともなれば、そうも行かない、日が暮れる。

 30分は待ったと思うが、実際は10分ほどであったかもしれない。 というのは、もう会場は一杯と思っていたのに、ガラガラであったからである。

 私は学校とかでは最後列に陣取るのを常としていたが、音楽会となると前の方の席に着くことにしている。 一つには、学校のように、当てられる心配がないからである。

 それが不思議なことに、入場無料という場合に限って、これらの席は、たいがい空いているものである。 これは、誰しもきっと、学生時代の情けない了見が抜けきれていないのであろうと、私は気がついた。

 このままでは、如何にも情けない、当てられてもいいではないかという、気持ちを矯正しての行動である、というのが二つ目の理由である。

 それに、有料であれば、必ずや特別席となるもので、普段の私では手が出ない高額の席に違いないという、これまた浅ましい思いもあるからである。


 このガラガラの状況のまま開演になった。 大阪芸術大学の "Unripe" というジャズバンドで、実に聞き応えがあった。 特に、最初に歌った Close to you は上手かった。 御堂筋パレードと重ならなかったら、満席になっても不思議ではない実力であった。

 ただ、学園祭のようには行かず、お年寄りが大半で、出演者も拍子抜けの気持ちであったろう。 それでもジャズ喫茶などで、お客が四五人ということも、実際には大いにあることを思えば、一桁多い客入りであった。 そごう劇場が大きいからその様に見えるだけである。




  §§§ アカペラ 「質実剛健ズ
 それが大阪大学のアカペラのグループ 「質実剛健ズ」 の出演で場内の雰囲気は一変した。 客入りや客層は関係ないという風に、パワー全開でそれは始まった。

 アカペラは、テレビで観たことがある程度であるが、純粋なアカペラだけでも、呼吸の合った、そのハーモニーに魅了されるが、最近では、いや、昔からあったのかもしれない、ボイスパーカッション Voice Percussion のテクニックも加わり、無伴奏の域を超えたものになっている。

 それが、生で、目の前で演じられると、空気の振動まで伝わってくるものだから、テレビで経験したものと、感覚がまるで違っていた。

 それに、直立不動で歌うのではない、というより、リズムをとるために身体も自ずと動くのであろう、激しい動きが観ていて気持ちが良い。

 
アカペラ
 ア・カペラ (イタリア語 : a cappella チャペルのように) とは、無伴奏で合唱・重唱すること、またはそのための楽曲を言う。
by "Wikipedia"



 ボイスパーカッションでも、ベースやドラムスの音の出し方は、まあ、理解出来なくもないが、シンバルのような高音までも表現されていた。

 いつの間にか会場は、手拍子も加わるようになって、盛り上がり、もっと聞きたいと思ったところで終演となった。 アンコールもあったが、そこはさすがの阪大生、頭が良い。

 ちゃんと有料の公演の案内を忘れないから行く気になろうというものである。 家内などは、皆さん男前やね、と歌とは関係ないことをいう。

 また、昼食を摂るために会場を出ようとロビーに来たら、 「質実剛健ズ」 の皆さんがいるのを家内が目ざとく見つけて、サインを貰いに走ったのは、それに、有料公演のチケットまで購入したのは、男前のせいであろうか。 もちろん私も異論はない。

 もし、質実剛健ズの公演に出会えたら、見逃してはもったいない。 新しい発見があるでしょう。

 それにしても、サインは慣れていないのであろう、私でも書けるものであった。 (浦西さん、えさかさん ごめんなさい)


 その代わりに、コマーシャルを入れさせていただきます。

 a cappella live "Clip Out 5" 公演
 日時: 10月21日(土) 16:00 open 17:00 start
 場所: amHALL
  住所: 〒530-0057 大阪市北区曽根崎2-14-17C1ビル3F
  電話: 06-6362-2001
  HP : http://www.amhall.jp/
 料金: 2000yen(Adv.) 2500yen(Door) 共に +1drik
 出演バンド
  PRANKSTAR、正一、質実剛健ズ、SoulMate、
  Eau de Rose、OA凛音

 Clip Out とは
 「CLIP OUT」 とは本の重要なページをクリップでとめて抜き出すという意味の造語である。 そして 「関西学生アカペラ」 を一冊の本に見立て、その重要なページを 「CLIP OUT」 する関西学生アカペラ界の今を象徴するバンドが一同に会すライブイベントである。 その歴史は2000年にまでさかのぼり、過去にプロバンドも輩出している。











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